「1号告示空域」って、具体的にどんな場所?
「1号告示空域」とは、航空法で定められた「航空機の離陸及び着陸が頻繁に行われる空港等で、安全かつ円滑な航空交通の確保を図る必要があるものとして国土交通大臣が告示で定める空域」のことです。
簡単に言うと、航空機がひんぱんに離着陸する「主要な空港」とその周辺に設定されている、特に安全に配慮が必要な空域でドローンの飛行は原則禁止となります。
具体的には、以下の8つの主要空港とその周辺が「1号告示空域」に指定されています。
- 新千歳空港
- 成田国際空港
- 東京国際空港(羽田空港)
- 中部国際空港
- 大阪国際空港(伊丹空港)
- 関西国際空港
- 福岡空港
- 那覇空港
これらの空港では、航空機の安全な航行を確保するため、「進入表面」「転移表面」「水平表面」といった、空港周辺の一定の高さや範囲が設けられています。1号告示空域は、これらの表面の上下の空域が含まれます。

引用:国交相ホームページ
https://www.mlit.go.jp/common/001303816.pdf(国土交通省告示第460号)
引用:国交相ホームページ