建設技能者の能力評価における「技能士」の役割

建設技能者の能力評価とは、建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録・蓄積された情報(就業履歴、保有資格など)を活用し、個々の技能者の技能・経験を客観的にレベル分け(レベル1~4)する仕組みです。他の職域と違い、建設業オリジナルの制度です。

引用:国交省ホームページ(https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001477116.pdf

評価基準

能力評価は、主に以下の3つの要素を組み合わせて行われます。

・就業日数(経験年数)

CCUSに蓄積された就業履歴情報に基づいて評価されます。

・保有資格

技能検定(1級、2級技能士など)、登録基幹技能者、その他の国家資格の登録状況が評価されます。

・職長・班長としての就業日数

職長又は班長としての現場経験(就業日数)が評価されます。