無人航空機操縦者技能証明制度」この資格を持っていると、これまで難しかった飛行((レベル4飛行)が可能になり、ドローンの活用範囲が広がりました。この国家資格には「限定」されていることがあります。そして、その「限定」を解除したり、新しい種類を操縦できるようにするための「限定変更」という手続きが必要です。
ドローン国家資格の「限定」ってどんなもの?
普通自動車免許を取っても、「オートマ限定(AT限定)」がありますが、ドローンの国家資格もこれと同じようなイメージです。
取得した資格には、主に以下の「限定」があります。
- 「回転翼航空機(マルチコプター)限定」: 私たちがよく見る、プロペラが複数ついているドローンです。ほとんどの人が最初にこの限定で取得します。
- 「回転翼航空機(ヘリコプター)」や「飛行機(固定翼機)」:産業用など、特定の用途で使われる大型ドローンや、滑走路を使って離着陸するタイプのドローンを操縦したい場合に、限定を変更し飛行できる機体の種類を増やすことができます。
- 最大離陸重量に関する限定: 「25kg未満の機体限定」といったように、ドローンの重さに上限があります。
- 目視外飛行の限定:目視の範囲でのみ飛行させることができます。
- 夜間飛行の限定:日の出から日の入りまでの間だけ飛行させることができます。
「限定変更」はどうやってやるの?
限定変更の手続きは、基本的な流れは国家資格の新規取得と似ています。
- 「限定変更」したい内容を確認!
- どんなドローンを操縦したいのか、どんな飛行方法を可能にしたいのかを明確にしましょう。
- 登録講習機関で講習を受ける
- 国土交通省に登録された「登録講習機関(ドローンスクール)」の中には、限定変更に対応したコースを提供しているところがあります。
- 限定内容に応じた追加の知識と実地講習を受け、修了審査に合格します。
- 登録講習機関で講習を修了すれば、指定試験機関での実地試験が免除されます。
まとめ:限定変更で、あなたのドローンライフがさらに充実!
ドローンの世界は日進月歩で進化しています。新しい機体や技術が次々に登場し、ドローンの活躍の場もますます広がっています。「こんなドローンも操縦してみたい!」「もっとこんな仕事に挑戦したい!」という思うなら、ぜひ「限定変更」を検討してみてください。